目次
はじめに
AWSソリューションアーキテクトに合格したので、試験対策について詳しく解説します。
こちらの記事で、試験概要などは整理しているので合わせて読んでみてください。
AWSソリューションアーキテクト取得に必要な勉強時間
私が対策に使用した時間はトータルで21時間です。
- 平日の昼休み 15分 × 20日 = 5時間
- 土日 2時間 × 8日 =21時間
前提としてもっていた知識は以下です。
- IPA資格は応用を保持
- ベンダー系資格も複数保持(Linux系、Oracle系)
- AWSコンソールは触ったことがある
- メジャーなサービスは構築・運用経験あり
(EC2,VPC,ELB,Lambda,S3,RDS,SNS.CloudFormationあたり)
AWSをがっつり触っている方、本番環境を運用している、ユーザへ提供している方は、後述する対策・要点を抑えれば、もっと短い勉強時間で合格可能かと思います。
試験に合格すると、勉強時間を少なく見積りがち(脳内補正がかかる?)ですが、
私の場合は家庭の都合もあり、限られた勉強時間で対策を進め、対策が不十分なカテゴリも許容しつつ、なんとか合格できた、という立場です。そのため試験中は冷や汗をかきながら問題を解いていました…。
勉強時間を確保できる方は、ぜひもっとリソースを突っ込んで対策を講じてください。
結果としては、AWSソリューションアーキテクト合格に必要な最低スコア 720点に対し、804点で合格することができました。
勉強方法
インプットとアウトプットの繰り返しに尽きます。
- AWSソリューションアーキテクト対策本を読む。2周以上
- 対策問題を繰り返し解く。分からない問題は解説を読む。
AWSソリューションアーキテクト対策本を読む。2周以上
Amazonや大型書店などで、以下のポイントを考慮しながら対策本を選定
- 模擬問題がある(豊富なほどよい)
- 技術詳細よりも、AWSの思想・全体感が解説されているもの
- 情報が最新であるもの(出版1-2年以内)
- ざっと読んで、理解がスムーズと感じる(基本的なITの知識は必須)
私はこの対策本を選びましたが、同僚がもっていた他の対策本も分かりやすかったです。
すべてを理解する必要はないので、はやく1冊読み終え、繰り返し読むことを重視します。
(できれば忘却曲線に則りつつ)
対策問題を繰り返し解く。分からない問題は解説を読む。
対策本を繰り返し読むことで、以下が腹落ちしたら、問題演習に入ります。
- AWSの全体感、思想
- AWS各種サービスの概要(自分の言葉で簡単に説明できる)
問題演習に使った教材は以下の3種類です。
- 対策本付属の問題
こちらの対策本では、1回分の模擬問題が付属していました。解説も丁寧です。
(解答一覧があるともっと使いやすかったなあ)
- UdemyのAWSソリューションアーキテクト対策講座の模擬問題
オンライン動画学習サービスUdemyにある、以下コースが非常にオススメです。
これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座(初心者向け20時間完全コース)https://www.udemy.com/aws-associate/?deal_code=JPA8DEAL2PERCENTAGE&aEightID=s00000016735001タイトルにある通り、AWSソリューションアーキテクトに焦点を合わせた対策講座です。各サービスのレクチャが分かりやすく、且つ比較的細かい技術仕様についても触れています。また、模擬問題が3回分(65問×3で195問!)ついてきます。
Udemyは頻繁にセールを実施しており、時期や広告からのクリックなどで\2,000以下でコースを購入できます。私の場合は、模擬問題目当てで購入し、各サービスの講義は苦手なポイントに絞って利用しました。うまく使えば、この教材だけでも合格できるかもしれません。
Udemyは他にも興味深い講座がたくさんあるので見てみてください。
- AWS公式の模擬問題
こちらから\2,000で受験可能です。
25問の模擬問題を解くことができ、最後に採点結果も表示してくれます。
各問題の解答は公表されませんが、問題をキャプチャして対策に役立てられます。
より本番に近い順に並べると以下です。
試験問題のレベル
本番>模擬問題>>Udemyの試験突破講座>>>対策本
模擬問題とUdemyの問題を繰り返しやり込めば、効率よく合格できます。
試験におけるテクニック
- 長文問題、分からない問題は飛ばす
まずはすべての問題を解き切ることを最優先としてください。
あとで見直す問題にマークをつけつつ、試験時間の半分~1/3程度で一旦すべての問題を解き、その後繰り返し見直し解答の精度を高めていきます。 - AWS用語、言葉の意味とサービスを紐づけて理解しておく
基礎知識、AWS用語の意味を把握しておいてください。
可用性、耐久性、弾力性といったAWSビス特徴とされる言葉の意味を理解し、どの特徴のときどのサービスを使うべきか?を結びつけておきます。
まとめ
ITベンダー系の試験は絶対に短期間で勝負するのが良いです。
先にスケジュールを決めて、その日程まで追い込むという感じがおすすめです。
資格そのものに意味はないですが、資格取得までのセルフコントロールとプロセス管理には意味があり、必ず自分のためになると考えます。
AWSソリューションアーキテクト受験を検討されている方は、ぜひ受けてみてください。
また、私が過去に取得した資格の記事も読んでみてください。