目次
はじめに
ビジネスシーンでよく使用されるフレームワークについてまとめています。
ロジカルシンキングなどのマインドセットを高める記事もまとめているので、あわせて読んでみてください。
フレームワークの必要性
フレームワークとは、様々な対象や分野に共通して使える手法や枠組みを指し、考え方の「型」のようなものです。活用シーンとしては、思考分析、意思決定、問題解決、戦略立案など、多くのビジネスシーンで使われています。
フレームワークを活用するメリットとしては、
- 考えるべきポイントをパターン化することで、誰でも再現可能となる
- 考える時間を短縮して成果を高める
- MECE(漏れなく、ダブりなく)に整理/検証ができる
といったことが挙げられます。ビジネスシーンの共通言語としても使いこなせると心強い武器となります。
フレームワークという「道具」を使って情報を整理する
「フレームワーク」とは別な言い方をしてみると、問題解決をするための膨大の情報を整理するための 「道具」 と言えます。思い込みやKKD(勘、経験、度胸)としてある一般的な認識が必ずしもビジネス上の正解とはなりません。
そのようなときフレームワークで整理することで、共通認識を改めたり、真因を追求したり、今までとは異なる解を導くことができます。
自身の思い込みではなく、情報を分類し、適切な 「入れ物」に格納していくことがフレームワークの役割です。
【図解】3C分析とは
3C分析とは「顧客」「競合」「自社」の視点から現状を分析するためのフレームワークです。
それぞれ顧客:Customer、競合:Competitor、自社:Companyの頭文字をとって3Cです。
使い方のポイントは3つです。
3Cを使う目的は大きく以下3つが挙げられます。
- 市場分析
自社製品/サービスを買ってくれる潜在顧客を把握する - 競合分析
競争状況や競争相手を把握する。自社と他社を比較して何が強みなのか、市場シェアはどうかといった視点で、競合との戦い方(または協業)を検討する - 自社分析
自社の経営リソースや企業活動を把握する
【事例】航空業界で3Cを使ってみる
最後に
数あるフレームワークのひとつとして3C分析の図解と事例を整理しました。思考分析、意思決定、問題解決、戦略立案など、多くのビジネスシーンで使われていますので、ぜひ使いこなせるよう日々の業務で試してください。
フレームワークをもっと学びたい、トレーニングしたいという方には以下の本がおすすめです。
MECE、仮説思考、ゴール思考といったロジカルシンキングが体系的にまとまった本はこちらがおすすめです。