はじめに
比較的短時間で終わる作業、頭を使わずに行える作業もあります。
しかし、日々生産性向上を求められる昨今では、より難しい課題解決に対してどのようにアプローチするか、を要求されているのではないでしょうか?
簡単に終わる作業は陳腐化していきます。
AIなどIT高度化の文脈で語るつもりはないですが、
労働力の価値換算を考えてみれば、誰にでもできる仕事=やがて無価値となります。
そこで、より難しい課題・問題に取り組むために必要な作業設計という考え方について、
共有させていただきます。
作業設計とは
はじめに基本の流れは以下の5ステップです。
0. 依頼の受け方
1. 情報収集
2. 仮説設定
3. 検証
4. 作業設計
「なんだ、大したことないな」と思うかもしれませんが、
よくよく自分の作業を振り返ってみると、作業をする前にこの5ステップを考えられていないことが多いです。
ひとつずつ、説明していきますね。
0. 依頼の受け方
タスクの粒度、納期、何を持って完了とするかを依頼者と合意する
1. 情報収集
一次情報(自分の五感で回収した情報)、二次情報(別の目的のためにすでに収集されていて、どこかに保管されている情報)を集める
2. 仮説設定
情報収集で得られたか情報から「 xx を○で進めていけば目的達成きるのは」と仮説 を立てる
3. 検証
仮説検証が技術的、スケジュール的に可能かなど、実現可能背性を見定める
→課題があった場合は1.情報収集へ戻り情報を集める
4. 作業設計
何をいつまで誰が行うかを具体的な作業と抽象的なグループに分けて整理する
→はじめは紙に箇条書きでだーっと書き出してみる
実際に作業をする自分自身をリアルに想像してみる
といった流れです。ぜひ、自分の仕事に適用してみてください!
また、もっと深く学びたい方は以下の書籍を読んでみてください。