はじめに
WindowsのPCを使用していると、ショートカットキー(別記事参照)を活用する
シーンは非常に多いと思います。
[ご参考]紹介しているショートカットキーリスト
特に使用するキーとして、
があります。メーカーによってこれらのキー配置が異なり、
Ctrlキーの使用頻度が高いのにキーボードの左下に配置されしまっている
アプリケーションキーがそもそもない(DellのノートPCに多い)
というケースがあります。
そこで、より作業効率を上げるために、以下3つのキー割り当ての方法をご紹介したいと思います。
対象OSはWindows10です。
※注意※
レジストリ操作を行います。最悪の場合Windowsが起動しなくなるため、自己責任でお願いします。
目次
1.テキストファイルを作成
どこでもよいのでフォルダ(デスクトップなど)で右クリック>新規作成>テキストドキュメントを選択
新しいテキスト ドキュメント.txtというファイルが作成されます。
※拡張子(.txt)が表示されていない場合は別途表示設定が必要です。
2.テキストにレジストリ操作を行うための値を入力
作成した新規のテキストドキュメント.txtに以下の値を入力します。行いたいキー配置に応じて、いずれかを選択してください。
1.CapslockキーをCtrlキーへ変更(もともとのCtrlキーはそのまま使用可能)
Windows Registry Editor Version 5.00
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Keyboard Layout]
“Scancode Map”=hex:00,00,00,00,00,00,00,00,02,00,00,00,1d,00,3a,00,00,00,00,00
2.CapslockキーをCtrlキーにしつつ右Ctrlキーをアプリケーションキーへ変更
Windows Registry Editor Version 5.00
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Keyboard Layout]
“Scancode Map”=hex:00,00,00,00,00,00,00,00,03,00,00,00,1d,00,3a,00,5D,E0,1D,E0,00,00,00,00
3.CapslockキーをCtrlキーにしつつカタカナひらがなキーをアプリケーションキーへ変更
Windows Registry Editor Version 5.00
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Keyboard Layout]
“Scancode Map”=hex:00,00,00,00,00,00,00,00,03,00,00,00,1d,00,3a,00,5D,E0,70,00,00,00,00,00
3.拡張子(.txt)の変更
ファイル名を新しいテキスト ドキュメント.txt
から好きなファイル名.regへ変更します。
4.好きなファイル名に変えた.regファイルをダブルクリック
好きなファイル名に変えた.regファイルをダブルクリックします。
このアプリがPCに変更を加えることを許可しますか?と表示され、「はい」を選択
5.PCの再起動
設定を反映するため、PCを再起動します。
regファイルを作成し以下の3点のキー配置変更を行う方法をご紹介しました。
実はKeySwapというフリーウェアを使うとGUIで簡単に設定変更だったりもします。
会社貸与PCでソフトウェアのインストールが許可されていない場合などにご参考ください。
キー配置で生産性向上もできますが、良いキーボードを買うのも良いアイデアかと。
べらぼうな値段がしますが、カッコイイ。
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この記事の通りにやってもできませよ(キレ気味)
コメントありがとうございます。
お使いの環境と何ができて何ができないか、教えてもらえますか?こちらでも調べてみますので。