はじめに
個人的に今年は様々な買い物を控えており、消費税増税情報をまとめてみました。
みなさんの生活にも必ず関係してくると思いますので、ぜひ読んでみてください。
増税スケジュールと政府の消費税増税対策
はじめに、消費税10%に増税される日は2019年10月1日に確定しました。
参考:プライムニュース
また、増税に合わせて政府が打ち出している消費税増税対策案がこちらです。
参考:【図解・政治】政府の消費税増税対策(2018年11月)https://www.jiji.com/jc/graphics?p=ve_pol_zeisei20181126j-03-w380
注目すべきは、キャッシュレス決済によるポイント還元制度です。
消費者がクレジットカード/電子マネーでお店で買い物すると、支払額に応じてポイントがもらえる仕組みとなるようです。サービスの整備が間に合うか心配ではありますが、様々な電子マネーとポイント還元サービスが活況になってきているので更に盛り上がりそうですね。
買うべきモノと買わなくていいモノ
消費税増税に向けて「増税前がお得!」や「裏技テクニック」といったお得に思える記事も増えてきたように思います。一般消費者の目線で増税前に何を買うべきか/買わなくていいかを考えてみます。
買うべきモノ
- 値段が固定されており、生活に必要不可欠なモノ
例えば、通勤/通学の定期券や帰省などあらかじめ予定されている航空券、テーマパークのチケットです。値動きが少なく、日々の生活の中で必ず使用するものは購入しておくのが良いと思います。尚、経過措置(税率増による混乱を防ぐため、国税庁が特定の商品・サービスに対して一定期間の例外を認めたもの)として、国内便の航空券、新幹線のチケット、定期券などの旅客運賃が対象となっているので、増税後に2%を追加請求されるといったことはありません。
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- 住宅や車など金額が高額なもの
住宅については高額なため、増税分2%の幅が大きいです。3000万円の住宅なら60万円の差があります。今年住宅購入を検討している方は増税時期を意識して動くのが良いと思います。但し、住宅購入時は土地代と中古住宅購入には消費税がかからないので、基本的に新築の建物部分だけ消費税がかかるという点を憶えておいてください。また、住宅ローン減税は2019年10月の消費税率引き上げ時も金額などの変更はなく、最大控除額は年40万円×10年間=400万円が予定されています。
買わなくていいモノ
- タバコ、酒、などの嗜好品
嗜好品は「増税前に買い貯めしておこう」と思うとその分消費が進んでしまいます。
月ごとの予算や消費ペースに合わせて購入時期のルールを決めてしまうのが良いと思います。
- 家電
なんとなく「増税前に買わなきゃ」と考えているだけであれば、増税前をきっかけにするのではなく家電価格そのものが値下げするタイミングを狙うのが良いです。例えば、新モデルが出やすい9月/3月や量販店の決算前など。
最後に
増税時期と増税前に買うべきモノ/買わなくていいモノをまとめました。
消費税増税によって、景気が上向きになると良いなとは思いますが、これまでの増税政策の実績はあまり良いものとは言えないなという印象です。納税者としては、財布の紐をカタくすると経済循環が滞ってしまうので、いかに消費を洗練させるかという視点で知識を集めていきたいですね。