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「頭が良いというのは具体的にどういうことか」と訊かれたら、私はこう答えます。
限定された情報を基に問題の見極めとその解決策へ速やかに辿り着けること
地頭力と敬称することもありますが、この限定された情報を基に問題の見極めとその解決策へ速やかに辿り着ける能力を高めるために重要な「仮説思考」について解説します。
仕事に限らず、論理的に物事を考えること(=ロジカルシンキング)が求められるシーンは
よくあると思います。ロジカルシンキングを実践するための考え方として「ゼロベース思考」「MECE」「ロジックツリー」「仮説思考」を紹介しました。マインドセットを鍛える記事一覧はこちら。
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限られた時間と情報で導き出せる結論=仮説
この「仮説」に向かって思考を繰り返すことが仮説思考です。
「情報をたくさん集めれば良い解が出せる」は最善ではありません。
情報収集自体は重要ですが、確実な解が出るまでとことん情報を集め、評価し、本質を見極めようとすると、解を出すまで時間が掛かり、解の質は低下してしまいます。
それよりも、「限られた情報を観察・分析し、具体的な仮説を設定し、仮説を実証するサイクルを高速にまわす」ことで、最終的な解の質が向上していきます。
論理的に物事を考えること(=ロジカルシンキング)を実践するためのテクニックとして、
仮説思考について解説しました。「もしこれがこうなったら、何が起きるか?」を観察して見出し、仮説立て、検証してみる。そして、その仮説を並列化&深掘りしていくことで仮説思考は強力な武器となります。
ロジックツリー、MECE、仮説思考、ゴール思考といったロジカルシンキングが体系的にまとまった本はこちらがおすすめです。