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ある日、若く優秀な後輩からこんな質問をされました。
「ゴールデンサークルって、知っていますか?」
「いや、知らないなあ。」
「僕が仕事に対して大切にしてる考え方で、これを説明するTEDの講演があるので、ぜひ観てください!」
とのことでした。
ゴールデンサークルとは、
優秀なリーダー・組織のメッセージの伝え方には共通したの考え方や行動の法則があり、
「Why:なぜ」「How:どうやって」「What:何を」の3重の円を指しています。
内側から外側へ向かって、
の順で想いを伝えると、共感を生むと考えています。
考えてみると、Appleの新製品発表会などは、この考え方に沿った伝え方で展開されていますね。
元ネタはこちら(TED)です。その後輩はこの動画を毎日見てセリフを憶えるほどになったようです。
リーダーに限らず、自分の気持ちを伝えるシチュエーションって多々あると思います。
そんな時、積み上げてきたものが複雑だったり、範囲が広いと、自分が伝えたいことうち50%も伝えられなかったりします。
そんな時に念頭におきたいのが、このゴールデンサークルという法則です。
このシンプルな構成。
1は大袈裟に言うと信仰。自分の信念をアツいハートで伝える。
2はそれを裏付ける手段と実行対象のツブ。
気をつけないといけないのは2が伴わないと1は盛大にスベります。
なかなか意識せずに出来るヒト・組織はいないと思います。
これを呼吸のように実行できるようになったら強力な武器になりそうですね。
TEDの講演は興味深いものがたくさんあるのでぜひチェックしてみてください。