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私はこれまで職種として営業、エンジニア、コンサルタントを経験しています。
各職種を何年、何十年とキャリアを積んでいる方に比べれば能力の深さは劣るかと思います。
逆に言うと年齢に対して経験している職種の数が多いので、職種間での意思疎通の違いについては観察する機会に恵まれました。その経験をふまえ、エンジニアがやりがちな間違った伝え方とそれを改善するための案をまとめます。
非エンジニアの方からするとエンジニアにどのような思考傾向があるのか、よく分からないという経験をお持ちではないでしょうか。
私がエンジニアだった頃の体験を回想してみると、以下のような思考のクセがあったように思います。
エンジニアといっても、プログラマー、SI、SE、CEなど様々な職種があるとは思いますが、
私が接したことのある広義のエンジニアはこのような思考のクセがあったように感じます。(私を含め)
私の経験から、立場の異なる職種とのコミュニケーションにおいて、エンジニアは特にコミュニケーションロスが発生しやすい職種と言えます。
例えば、私はこんな経験をしています。
コミュニケーションロスを解消するためには、実現しようとしているシステムやサービスの中身は大切です。それと同様に、なにが言いたいのかを設計して相手に伝える技術が重要だと感じます。特にエンジニアという職種は設計において抽象と具体を行き来したり、細部までチェックする必要のある細やかな精度が求められる職種です。
そのために「モノをつくる脳」から「ヒトに伝える脳」にモードを切り替えるスイッチを持つだけで、多くのエンジニアとは異なる武器をもつことが出来ます。
私が実践してきたエンジニアが「伝え方」を磨く方法をご紹介します。
エンジニアの立場としては「つくること」に集中するモードも大切ですが、「なんのために?」「要するになにがしたい?」といった自分を俯瞰したときのインターフェース(コミュニケーションの在り方)を設計していくこともスキルのひとつとして強い武器になるはずです。
研ぎ澄ました結果、ビジネス感度の高いエンジニアは会社、システム、ヒトを問わず重宝されると考えます。